ErlangEOSの方針変更

歌舞伎座.tech#3「Real World Erlang/OTP」で発表してきたのだが、全然、まったく、何の反応もない。 以前にLisp系の言語を作ったときは結構反応があったんだが・・・

Elixirに人気があったのにも驚いた。俺はML系言語が好きなのだが、ML系よりscalaの方が人気があるというのが現実なのだろうな。

Lispの状況とErlangの状況は似ているかもしれない。
普段使っているプログラミング言語とは違うエキゾチックな雰囲気に惹かれてちょっと勉強してみるが、実際に仕事に使うようになる人はほんの数%って感じか。

現在Erlangを使っている人たちは、様々な困難を乗り越えて極めている人たちで、Lispの世界であればフツーにLispでプログラムをかける人たちだと思われる。
俺はフツーにErlangが使えないような人たちがErlangを使えるようにしたいのだが、ErlangにはProlog的な宣言型言語の面が多分にあり、これがErlangのパワーの源の1つであり、だからこのパワーをつぶすような構文ではだめで、しかしそれは初心者向けではない・・

そんなわけで、Erlangの構文をそのままにしてPythonみたいなインデントを採用し、機能を拡張していくiErlang と、Erlangの構文から大幅に変えていくErlangEOSの2つで進んでいくことにした。どーせ今は俺しか使っていないしな。